才能の発展は 渋沢栄一

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人の幸福は自己の才識、勉強によってのみ発展すると思うは、大いなる誤解である。
国家社会の功徳が、大いにあずかって重きをなすものである。

渋沢栄一訓言集

 戦国時代の子供より、現代の子供達の方が、自分らしい才能を伸ばし、安心して勉強をする環境が用意されている。

 明治以降、学校教育が行われ、戦争などで一時的に中断された学問はあれど、現代はかなり自由度が高い。

 その前提となるのは、親の保護下にいる間は、世界的に見ても高度な教育を受ける事ができる。
社会に出たとしても、国家による庇護の御陰で、明日に急に国内が内戦状態になったり、物流、金融がストップしてしまったり、紙幣が紙同然になったり、食糧が無くなったり、危機的な状態に心悩ませる心配は、ほとんどない。

 自分を活かす生き方は、どんな時代でも実践できるにせよ、今の恵まれた日本は、国という単位で機能しているから保たれているのだ。

 では、この日本を創ってきたのは誰か。
私たちの父・母、祖父・祖母、ご先祖様である。
国民が国民として国を形成していたからこそ経済的な豊かさを手に入れられたし、今の生活があるのだ。

 マイナスな状況を誰かのせいにしなくては落ち着かない風潮があるが、それで納得するのではなく、今起きている問題に取り組み、ご先祖代々と同じように、次の世代の為に努力をする事が大切ではなかろうか。

 政治家と国の関係は密接だが、政治家だけで国は構成できない。政治の停滞があっても、国民一人一人がしっかりしてさえいれば、国際的な信用は市民レベルで挽回する。批判をするのではなく、己の立場で次の世代を考えた行動をしたいものだ。

 多民族国家でない日本は、団結しようと思えば、他の国家に比べてまとまりやすい。国家がひっくり返っても、内戦で国家分裂したり形になりにくいだろう。国民一人一人のモラルを信じることができる。

 そのスローガンに思想や宗教は不要だと思う。
一部の誰かのためのスローガンなんて無い方が良い。
この島国に住む人間が、次の世代に繋ぐための国家単位を、よりより形で実現するだけでいいのだ。
党派などとは違って、個人や特定の組織の為の国家であってはならないのだ。

 「私達」の為の国家でなくてはならない。

2011/3/13に記した記事を投稿

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