五美 安岡正篤 安岡正篤一日一言より

五美
人を恵んで厭味(いやみ)なく、
安岡正篤一日一言より
労して怨みず、
欲して貪(むさぼ)らず、
泰(ゆた)かで驕らず、
威あって猛からずと。
(論語・堯日)
人は誠にかくありたいものである。
長所を長所のままに。
欲求は否定せず、慎む。
日常生活の安寧が此処に言い尽くされていると思う。
しかし、自己を見失い、
追いかけられる生活をしている人の耳には届かない言葉であろう。
かえって、真逆に生きた方が、
一時的な利益を得ることができると考える人も居るだろう。
果たして、それは人間として美しいのだろうか?
2009-10-23の記事を再掲載
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