詭計を非難 ラ・ロシュフーコー ラ・ロシュフコー箴言集より

最終更新日

最も利口な人たちは、
自分が何かの大事に際して
何か大きな利益のために

詭計を用いることができるように、
生涯ずっと詭計を非難するふりをし続ける。

ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫 赤510-1)

詭弁・詭計の使用できる条件として、

詭弁・詭計を用いそうにない人物が使用してこそ効果があるのだ。

其の効果を知った上で、ここでいう「利口な人達」は、
敢えて詭計を非難するのだ。

誠を欠くが、詭計を使用する条件として当然である。

普段から正直に正論を唱えている人物が、
いきなり正論に見せかけた偽論をすりこませたりすれば、なかなか見破れない。

そう言う意味では、普段から正論を吐くことは無意味ではないと言える。

ただ、他者の正論を本心だと信じ切れないのは辛いところだ。

詭計を弄する下地を作りたければ、
嘘をつき続けるか、本当の事を言い続ければいい。

嘘をつき続ける人は、大事に際して真実を述べれば良いし、
真実を語り続ける人は、嘘をつけばいい。

どっちつかずだと、巧くは行かないだろう。

2010-05-03 に記した記事を投稿

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